感覚障害を理解しよう。
皆さんこんにちは、脳梗塞リハビリ院作業療法士の山本です。
今回は、感覚障害というタイプについてお伝えしたいと思います。
日常生活でこのようなことにお困りではありませんか?
・手足の位置がわからない
・手足で触ってる感触がしない
・痺れがある
・気がついたら、手がテーブルなどから落ちている
このような症状をおもちのあなたは『感覚障害タイプ』です。
感覚タイプは、触ったり、温度や痛みを感じることができなくなったり
手足の位置がわからない感覚をうまくコントロールできず痺れを感じてしまいます。
感覚障害タイプ大きく2つの種類があります。
- 手を洗っているとき、温度がわからない
- 足の下に一枚何か入っている感じがする
この2つにチェックしたあなたは、表在感覚タイプです。 - 気がついたら手が曲がっている
- 目を閉じると手足の位置がわからない
この2つにチェックしたあなたは、固有感覚タイプです。
表在感覚には、痛覚·温度覚·触覚·圧覚の4つがあります。
手を洗っている時の温度がわからないのは痛覚·温度覚が問題となります。
足の下に一枚何か入っている感じがする。のは触覚·圧覚が問題となります。
固有感覚は、運動覚と位置覚といい動かしている感触や自分の手足の位置を理解する感覚になります。
表在感覚は、感覚を感じる練習が必要となります。そのため、視覚をを使わずにいろんな素材を触り感覚を確かめる練習が必要です。
固有感覚は、筋肉や関節の動きを感知するため、関節運動や筋肉のトレーニングが必要となります。
<リハビリPoint>
- このタイプは、マッサージに効果がありません。
- 表在感覚をリハビリするためには、とにかく物に触れる練習が必要です。
- 固有感覚をリハビリするためには、関節を動かした後に、視覚で違いを理解することが必要です。
- 表在感覚も固有感覚を意識することでしか良くなりません。集中できなかったり、誰かに動かしてもらっているだけでは改善は見込めません。
フルリカバリー目指して、リハビリがんばっていきましょう!!