当院では、ご来院いただき、無料で脳画像診断、
チェックシートによるヒアリング、
リハビリ体験を行い、患者様の後遺症タイプ、
症状の重さ、患者様の要望や状況に
合わせてオリジナルのリハビリプラン
のお見積もりを提案しております。
※支払い方法はご相談くださいませ。

FREE EXPERIENCE PROGRAM

無料体験リハビリプログラム

※価格は税抜きになります。
※上記時間内にカウンセリング、リハビリ時間等をすべて含みます。
※お支払いは当日現金払いでお支払いください。

CASE

ケース紹介

運動麻痺・筋緊張・関節可動域制限
の3種混合タイプ

診断名 :被殻出血

年齢 :55歳男性

経過 :発症から3年。週に2回の訪問リハビリを行いました。装具と杖を使っても歩行には介助が必要。手は屈曲が強くて痛みがあるためボトックス治療を行っても伸びない状態でした。

来院以前のリハビリ

ご本人の目標が手足の硬さの改善と何も使わずに歩きたいということで訪問リハビリを週2回実施。内容は20分ほどマッサージやストレッチを行った後、装具、杖で歩くリハビリを行っていました。

診断結果

運動麻痺・筋緊張タイプの併発に伴い、ご自身で思うように動かすことができないため不動により関節可動制限が起こっていると考えられました。

【リハビリプラン詳細】

運動麻痺と筋緊張タイプに対してリハビリを組み立てました。

①筋肉を使っていないので、まず筋肉を使いやすように筋肉の準備(EMSアプローチ)
②筋肉の動かし方を脳の中で作る、イメージ練習
③脳から刺激を送り、脳と筋肉を繋げる随意運動練習
④随意運動を動作につなげていく動作練習
⑤本日のリハビリ効果を継続するための自主トレ練習

この5つの治療を行うことで手足の筋緊張の抑制と歩行動作の獲得を目指しました。

頻度&金額

・2ヶ月で変化を感じたいということ
・ご自分では、なかなか運動を継続できない性格であること

上記のご希望に伴い、下記のプランを実施しました。

週2回 × 2ヶ月 16回 ¥298,000(税別)

リハビリの結果

当院でのリハビリの結果、膝が全く動かなかったものが2ヶ月後には曲げ伸ばしができるようになり、痛みも軽減しました。その後、継続して半年間のリハビリを続け、その結果杖か装具どちらか外しても歩ける程度になりました。現在は何も使わずに歩けるようになり、頻度を減らしたリハビリも継続しております。

感覚障害タイプ

診断名 :視床出血

年齢 :43歳 女性

経過 :発症から2年。復職中でリハビリは行っていませんが、痺れが強くよく物を落としたりしてしまうとのことでした。

来院以前のリハビリ

リハビリを実施しておりませんでした。

診断結果

・手足の位置がわからないことから「深部感覚障害タイプ」
・痺れを感じていることから「異常感覚タイプ/感覚障害タイプ」と診断し、感覚を脳に送ることと感覚を意識して理解する練習が必要と判断しました。

【リハビリプラン詳細】

感覚障害タイプに対してリハビリを組み立てました。

①感覚を伝える神経を促通するために電気治療
②肩・肘・手首などの関節を中心とした自分の体がどうなっているかを理解すための感覚入力練習
③痺れに対しては、運動と感覚が不一致なため、これらを脳で理解するための統合練習
④動作の中で使うことでの、誤差を修正する動作練習
⑤本日のリハビリ効果を継続するための自主トレ練習

この5つの治療を行うことで、痺れの軽減を測ったり物を落とすなどの感覚障害に対しての改善を目指していきます。

頻度&金額

自宅と医院が遠いことを加味し、
訪問リハビリと来院リハビリの混合プランで組み立てました。
「自宅への訪問1回」
「店舗への来店1回」
上記の希望に伴い、下記のプランを実施しました。

週2回×2ヶ月 16回:¥354,000(税別)

リハビリの結果

当初は、何に触れても痺れとしか感じる事が出来ず、触る事も触られる事を避けておりましたが、感覚を意識して練習をする事で痺れはあるものの痛みや不快感が軽減しました。その結果、手足を生活でも少しずつ使うようになり、今では痺れをコントロールできています。

筋緊張タイプ・高次脳機能障害タイプ

診断名 :被殻出血

年齢 :40歳 女性

経過 :発症から2年。訪問リハビリを週2回受けていました。左空間にある物を見落としてしまうという高次脳機能障害(半側空間無視)と尖足という筋緊張障害の2つをもたれていました。職業復帰が目標であり、まずは一人で歩けるようになってほしい、という家族の願いが強い患者様。

来院以前のリハビリ

装具をつけての歩行リハビリとストレッチが中心で、高次脳機能障害に対しては、輪投げなどを使用し、左側へのリーチ練習などを実施している状態。

診断結果

・歩いてる際に足が尖足になることから「筋緊張タイプ」
・ご飯や歩行など動作時に左側を見落とすことから「高次脳機能障害タイプ」
と診断しました。

【リハビリプラン詳細】

2つのタイプに対して、より効果的なアプローチを行うために、前半は筋緊張タイプ、後半を高次脳機能障害タイプに分けてリハビリを実施しました。

【筋緊張タイプ リハビリ】
歩けない原因は、足関節の筋緊張亢進が問題であると考え、足関節の筋緊張をコントロールする為のリハビリを実施しました。

①筋緊張の亢進しているため、まずは電気治療にて筋肉の張りを緩め、循環を良くし筋肉を使いやすくするアプローチ
②筋肉の動かし方を脳の中で作る、イメージ練習
③脳から刺激を送り、脳と筋肉を繋げる随意運動練習(筋緊張を制御する練習)
④素足で麻痺側に体重をかけてステップ練習(筋緊張をコントロールする練習)
⑤麻痺側から階段を上る練習(筋緊張のコントロール難易度の向上)

【高次脳機能障害タイプ リハビリ】
高次脳機能障害に対しては、半側空間無視に対してアプローチを行いました。半側空間無視は麻痺側に意識が向けられない障害であるため意識を向ける練習が必要となります。

①寝返りを行いながら、左右に意識が向くように練習を行う(動作の中で意識を向ける)
②座った状態で左右に意識を向ける練習
③意識を向けられない部分を理解する(状況を理解する事で対応する練習)
④ビデオにて自分の動作を確認する(問題点を理解して頂く練習)

2つのタイプを分けてリハビリする事で後遺症の改善を効果的に行うのはもちろん、ご自身でも後遺症の原因と対応方法をご理解頂く事ができました。

頻度&金額

「筋緊張のリハビリ1時間・高次脳のリハビリ1時間の計2時間」を下記のプランを実施しました。

週3回×2ヶ月 120分の24回プラン
合計:¥585,000(税別)

リハビリの結果

歩行は6ヶ月で杖も装具もなく歩くことが可能となりました。高次脳機能も歩行能力の向上とともに改善され、左側の物も見落とすことなく生活することができました。